SDR によるリストアで、リカバリ(回復)パーティションが復元されない場合があります。
たとえば、uEFI環境において、499 MB のリカバリパーティション、99 MB のEFIシステムパーティション、16 MBの予約済みパーティション、残りがCドライブというパーティションが作成されている場合(図1の元のディスクレイアウトのディスク 0 参照)、SDR によるリストア後、499MB のリカバリパーティションがディスクの先頭に作成されずに、Cドライブに後ろに 499MB の未割当領域が作成される場合があります。(図1の現在のディスクレイアウトのディスク 0 参照)
図1

なし
Windows Server 2012 以降の日本語版では、リカバリパーティション内にリカバリ環境が存在しない場合があります。これは、リカバリパーティションのデフォルトサイズが小さく、日本語用のリカバリ環境(Winre.wim などのファイル) がこのパーティションサイズに収まらないために発生します。
このとき、多くの場合リカバリ環境は、C:\Recovery\WindowsRE フォルダー内 (隠しフォルダー) に存在します。つまり、リカバリ環境は、実際にはCドライブ内に存在しています。Backup Exec では、バックアップ対象としてシステム状態を選択した時に、システム状態の配下にある [Automated System Recovery] というコンポーネントにより、リカバリ環境が存在するパーティションがCドライブであることを検出して、リカバリ環境をバックアップしています。
499 MB のリカバリパーティションは中身が空であり、バックアップおよびリストアに不要なパーティションであるため、Backup Exec ではバックアップされません。そのため、SDRによるリストア後、リカバリパーティションは作成されず、そのサイズ分の未割当領域がディスク内に存在した状態になります。
SDR により正常にリストアされているため、リストア後、とくに追加作業を行うは必要ありません。
もし、形式上、未割当領域をリカバリパーティションと同じ種類のパーティションに設定しておきたい場合は、以下の作業を行います。(ただし、リカバリパーティションの場所は Cドライブよりも後ろになります。パーティションの順序は変更できません。)
1. リストアした OS に管理者でログインして、コマンドプロンプトを起動します。
2. ディスクの管理を起動し、ディスク 0 にリカバリパーティション用の未割当領域が存在することを確認します。
3. diskpart コマンドを実行します。
4. 以下のコマンドを実行します。
select disk 0
create partition primary
format quick fs=ntfs label="Recovery"
set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"
gpt attributes=0x8000000000000001
exit
5. コマンドプロンプトを閉じて、ディスクの管理を起動し、リカバリパーティションが作成されていることを確認します。リカバリパーティションのラベルを Recovery から 回復 などに変更したい場合は、ディスクの管理で、そのパーティションを右クリックしてプロパティを開き、Recovery から 回復 に名前を変更します。
Windows 2012 以降の日本語版