SQL データベースの差分/ログバックアップが失敗し、「Backup Exec SQL Agent は、このデータベースの最後の完全バックアップを作成する際に使用されませんでした。差分バックアップまたはトランザクションログバックアップを実行するには、SQL Agent を使用して完全バックアップを実行する必要があります。」というエラーが表示される
データベース TESTDB の照会中にエラーが発生しました。Backup Exec SQL は、このデータベースの最後の完全バックアップを作成する際に使用されませんでした。差分バックアップまたはトランザクションログバックアップを実行するには、SQL Agent を使用して完全バックアップを実行する必要があります。
または
最終エラー: 0xe0000363 - このデータベースの最後の完全バックアップ、差分バックアップ、ログバックアップの作成に Backup Exec SQL Agent が使用されませんでした。差分バックアップまたはトランザクションログバックアップを実行するには、SQL Agent を使用して完全バックアップを実行する必要があります。
完全/差分ログバックアップ戦略を使用している Backup Exec で SQL のバックアップ実行時に、SQL データベースの差分/ログバックアップが上記のエラーが発生して失敗します。
任意のバックアップアプリケーションと Backup Exec とを組み合わせて使用している場合 (BESR 7.0 や SQL の内部バックアップユーティリティなど)、差分バックアップやログバックアップが正常に完了したとジョブログに報告されていても、SQL Server の差分バックアップやログバックアップが復旧不能として表示される可能性があります。
この問題は、SQL のログシーケンス番号 (LSN) が他のバックアップアプリケーションによってリセットされることが原因で起こります。そのため、BEWS によって実行される次回の差分バックアップまたはログバックアップは、元の BEWS 完全バックアップとではなく、別のバックアップアプリケーションのバックアップと関連付けられます。別のバックアップアプリケーションが作成したバックアップセットは使用不可能なため、それ以降の差分バックアップまたはログバックアップは修復不能であると BEWS で表示されます。
Backup Exec 11D (Hotfix 38 適用後) 以降のバージョンでは、Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server に変更が加えられました。Backup Exec は Microsoft SQL インスタンスに対して参照チェックを実行して、最後のデータベースバックアップが Backup Exec SQL Agent により作成されたかどうか確認するようになりました。この変更により、SQL バックアップの整合性を維持できます。
SQL データベースのバックアップを実行するときには、次の重要事項について考慮する必要があります。
1. SQL データベースを単純復旧モデルに設定している場合、トランザクションログバックアップは必要ありません。単純復旧モデルに設定されている SQL データベースのトランザクションログをバックアップしようとすると、失敗します。
2. SQL データベースを完全復旧モデルに設定している場合、リカバリポイントを使用したリカバリを実行するためにトランザクションログバクアップを実行することをお勧めします。リカバリポイントを使用したリカバリが必要ない場合やデータベースの重要性が高くない場合は、個別のジョブを実行してトランザクションログをバックアップする必要はありません。
3. SQL トランザクションログバクアップを実行するためには、SQL 組み込みのバックアップユーティリティを無効にする必要があります。SQL データベースと SQL トランザクションログのバックアップには、Backup Exec SQL Agent 以外のアプリケーションは使用しないでください。サイトの SQL 管理者に問い合わせて、SQL 組み込みのバックアップユーティリティを使用していないことを確認してください。
4. master、model、msdb のデータベースは完全バックアップのみ実行できます。master データベースの差分バックアップまたは増分バックアップはサポートされていません。

