Windows Server 2008 で実行している Exchange 2007 インフォメーションストアを Granular Recovery Technology (GRT)...

book

Article ID: 100036454

calendar_today

Updated On:

Description

問題

V-79-57344-33928 -Windows Server 2008 で実行している Exchange 2007 インフォメーションストアを Granular Recovery Technology (GRT) を使用してテープにバックアップしようとすると「アクセスが拒否されました」というエラーが発生して失敗し、ディスクからの GRT リストアは「接続できません」というエラーで失敗する。

エラーメッセージ

Backup- \\Exchange2007\Microsoft Information Store\First Storage Group
V-79-57344-33928 - アクセスが拒否されました。ディレクトリ Mailbox Database とそのサブディレクトリのデータをバックアップできません。

Exchange Server 2007 の Beremote デバッグログには、以下が記録されます。

[1240] 03/07/11 09:43:58 Using Rem Provider for Browse/Backup.
[1240] 03/07/11 09:43:58 Logon: m_lpMAPISession->Logon returned 80040115
[1240] 03/07/11 09:43:58 DSEnumerator failed with -536836984: Access is denied.

原因

上記の問題の主要な原因は、Windows 2008 がインターネットプロトコルバージョン 4 (IPv4) ではなくインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) を優先プロトコルとして使用していることにあります。

Exchange 2007 アプリケーションは、Windows 2008 コンピュータ上で実行されているとき、IPv4 アドレスのポートでは通常どおり 6001、6002、6004 で待機しますが、IPv6 アドレスのポートでは 6001 と 6002 でのみ待機します。DSProxy サービス (ポート 6004) は、IPv6 スタックでは待機しません。

Windows 2008 は IPv4 よりも IPv6 を優先するため、自身への接続に IPv6 を使用します。このため、RPC-over-HTTP プロキシは、ユーザーセッションを同じサーバー上のポート 6004 に接続するとき、127.0.0.1:6004 ではなく :::1:6004 に接続しようとします。サーバーは IPv6 スタックのポート 6004 では待機していないため、接続は失敗します。

この問題について詳しくは、次の記事を参照してください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc671176%28EXCHG.80%29.aspx
 

解決方法

回避策:
 
Exchange トポロジがクライアントアクセスサーバーの役割とメールボックスサーバーの役割を同じ Exchange Server 上で実行するようになっているか、または異なるサーバー間で実行するようになっているかに基づいて、次のどちらかまたは両方を実行します。
 
クライアントアクセスサーバーの役割をメールボックスサーバーの役割と同じサーバー上で実行する単一サーバートポロジを使用している場合、セクション A のみを実行します。
クライアントアクセスサーバーの役割をメールボックスサーバーの役割と同じサーバー上で実行しない複数サーバートポロジを使用している場合、(メールボックスサーバー上で) セクション A と (クライアントアクセスサーバー上で) セクション B を実行します。
セクション A
 
1. メモ帳などのエディタを使用し、%SystemRoot%\system32\drivers\etc\ にある hosts ファイルを開きます。
 
%SystemRoot% は Windows システムファイルが存在するドライブを意味します。
 
2.  IPv6 アドレスが記載されている行をコメントアウトします。
 
# :::1    localhost
 
3. 次の行をファイルに追加します。
 
127.0.0.1                   サーバー (自体) のホスト名
127.0.0.1                   サーバー (自体) の FQDN
実際の IPv4 アドレス    サーバー (自体) のホスト名
実際の IPv4 アドレス    サーバー (自体) の FQDN
 
4. ファイルに行った変更を保存し、Exchange Server で Backup Exec サービスを再起動します。
 
5. インフォメーションストアのバックアップ/リストアを実行し、結果を検証します。
 
注意: 上記の手順を実行した後にバックアップが失敗する場合、IPv6 を使用しているアプリケーションが他になければ、IPv6 を完全に無効にします。
 

セクション B (複数サーバーの Exchange トポロジを使用している場合にのみ実行します)

複数サーバートポロジでは、次の変更をクライアントアクセスサーバーで実行します。
 
1. [ネットワーク接続]でネットワークアダプタを選択し、[プロパティ]をクリックします。
 
2. プロパティウィンドウで、インターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) のチェックマークをはずします。
 
注意:  
 
このチェックマークをはずすと、クライアントアクセスサーバー上の RPCProxy コンポーネントは、TCP/IPv4 を使用してメールボックスサーバー上の DSProxy コンポーネントに接続します。  
 3. [スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。[名前]フィールドに「regedit」と入力します。
 
4. レジストリエディタを使用し、次のレジストリキーを見つけます。
 
HKEY_Local_Machine\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip6\Parameters
 
警告: Windows のレジストリエディタを不適切に使用すると、オペレーティングシステムが正常に機能しなくなる可能性があります。Windows レジストリを変更する際は十分に注意してください。レジストリエディタのアプリケーションを使用した経験がある場合にのみ、レジストリの修正を行ってくだ さい。レジストリを変更する前に、レジストリとワークステーションの完全なバックアップを行うことをお勧めします。
 
5. Parameters キーを右クリックし、[新規]、[DWORD 値 (32 ビット)]の順にクリックします。キーに次の値を追加します。
 
名前: DisabledComponents
 
データ: 0xffffffff
 
6. クライアントアクセスサーバーを再起動します。
 
7. インフォメーションストアのバックアップ/リストアを実行し、結果を検証します。
 
*警告* 次のような場合、上記の変更を行った後、上記のエラーメッセージが表示され続けることがあります。
 
A.) Exchange 2007 が Windows 2008 コンピュータにインストールされている
および
B) バックアップ選択リストのリソースの順序で、インフォメーションストアが最初のバックアップ対象のリソースに設定されていない
および
C) バックアップジョブのターゲットがテープデバイスになっている
バックアップのシナリオが上記の条件に一致する場合:  バックアップ選択リストを編集し、最初のバックアップ対象を Microsoft インフォメーションストアにして、サーバー上のその他のローカルリソースはその後にバックアップされるようにします。
 

 

Issue/Introduction

V-79-57344-33928 -Windows Server 2008 で実行している Exchange 2007 インフォメーションストアを Granular Recovery Technology (GRT) を使用してテープにバックアップしようとすると「アクセスが拒否されました」というエラーが発生して失敗し、ディスクからの GRT リストアは「接続できません」というエラーで失敗する。

Additional Information

ETrack: 1317846 ETrack: 0xe0008488 ETrack: 1374322 UMI: V-79-57344-766