Backup Exec でハードウェア圧縮設定を確認する方法

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問題

Backup Exec でハードウェア圧縮設定を確認する方法

解決方法

Backup Exec は通常、テープに書き込めるデータ量を最大化するためテープドライブ上でハードウェア圧縮モードを使用します。Backup Exec で圧縮機能使用の設定をしているにもかかわらず、何らかの理由でドライブがデータを圧縮していないという懸念がよく寄せられます。

SCSI ログはテープドライブのSCSIコマンドレベルのインターフェースであることにご注意ください。シマンテックエンジニアやハードウェアメーカーのエンジニアがテープドライブの問題究明に SCSI ログ情報を使用することがあります。SCSI トレースはドライブの圧縮モードの観点において決定的なものです。

SCSI トレースの取得:

 最初に、Backup Exec がバックアップを実行する状態に設定します。 問題のデバイスで小規模なバックアップ (トレーサーログのサイズを小さめにするため) を作成し、このジョブを保留にします。

Tracer utility を使用してテープドライブに発行されたコマンドの SCSI トレースを取得します。

  • Windows Explorer ウィンドウを開きます。
  • C:\Program Files\Symantec\Backup Exec のディレクトリに移動します。
  • Tracer.exe ファイルを検索してダブルクリックします。
  • 緑色のボタンをクリックし、記録を開始します。(または Trace/Start メニューオプションを選択します)

Backup Exec 管理コンソールからテスト用バックアップジョブを実行します。

ジョブが完了したら、Tracer utility で赤色のボタンをクリックして記録を停止します。(または Trace/Stop メニューオプションを選択します) 

注: ご希望により、問題のある元のジョブを使用して SCSI トレースを取得することもできますが、トレースログのサイズを最小化にするためバックアップジョブがテープにデータの書き込みを開始するとトレースを停止してください。

メニューコマンドの File/Save により、トレースログを今後の分析用に、またはシマンテックエンジニアに送信するために保存できます。デバイスメーカーのエンジニアには Tracer utility へのアクセスがあるとは限らないため、トレース結果を送信する際は、File/Export As Text のメニューコマンドを使用してください。

ログの説明:

まず、ログの関連セクションを検索します。ログの上部にあるスクロールバーを下部に移動して一連の Write 操作を見つけます。これが、バックアップ操作の開始時です。
 

 
 

図 1

次に、バックアップ開始前にドライブに発行されたコマンドの最後尾を検索するため、10 行から 20 行ほど上のコマンドにスクロールし Mode Select および Mode Sense コマンドを検索します。
 

 

図 2 で示しているように、上部ペインにある Mode Select コマンドを選択します。

 

図 2

Mode Select コマンドの詳細は Tracer utility の下部ペインに表示されます。Mode Select コマンドはデバイスの設定で様々な「ページ」を変更するのに使用されます。ここで重要になるのは 5 番目のバイトで 0F のデータフィールド (図 2 の赤枠) にある Mode Select コマンドを見つけることです。データ圧縮ページ が変更されていることを示しています。 

データの 7 番目のバイト (図 2 の赤枠) はデータ圧縮有効化 (DCE) ビットを含みます。この欄の DCE ビットは高位ビットです。この欄の 80 または C0 の値はデータ圧縮がオンであることを示し、00 または 40 の値はデータ圧縮がオフであることを示します。

注:  エンジン起動時に Backup Exec がデータ圧縮をオフにするのは正常機能であり、データ圧縮がバックアップジョブ中に有効になっていることを確認することが重要です。

デバイスのデータ圧縮ページでデータ圧縮有効化ビットの設定後、Backup Exec がデータ圧縮有効化確認のためにデータ圧縮ページを読み取ります。これは Mode Sense コマンドで行うことができます。

図 3 で示しているように、Mode Select コマンドの直下にある Mode Sense コマンドを選択します。
 

 

図 3

Mode Sense コマンドから返されるデータはデータ圧縮ページのデバイス設定を表示しています。Mode Sense コマンドから返される 5 番目のバイトはデータ圧縮ページ (図 3 のハイライト) を示すため 0F でなければいけません。もしこの欄が 0F でない場合は間違った Mode Sense コマンドが選択されています。この欄が 0F に設定されている、バックアップ前の最後の Mode Sense コマンドを検索します。  

データの 7 番目のバイト (図 2 の赤枠) はデータ圧縮有効化 (DCE) ビットを含みます。この欄の DCE ビットは高位ビットです。この欄の 80 または C0 の値はデータ圧縮がオンであることを示し、00 または 40 の値はデータ圧縮がオフであることを示します。

要約

Backup Exec がドライブでのデータ圧縮有効化ビットをオンにしたことを SCSI トレースが示していて、ドライブからのデータ圧縮設定によりそれが確証できる場合、ドライブはハードウェア圧縮モードに設定されています。データをさらに圧縮することは Backup Exec ではできません。 

何らかの理由でハードウェア圧縮がドライブで正常に機能していない場合、その代替として Backup Exec にはソフトウェア圧縮機能があります。

Issue/Introduction

Backup Exec でハードウェア圧縮設定を確認する方法